赤ちゃんが一人でおすわりできるようになると、入浴はだいぶラクになります。大人が体を洗うのを待たせている間も、バスマットやベビーチェアに座らせておけばOKです。
しかし逆に、いろいろなことに興味を持ち始め、じっとしてくれなくなるのもこの時期です。そんな時期でも、赤ちゃんを上手にお風呂に入れて、楽しいバスタイムを送るためのコツをご紹介します。
洗い方のコツ
おすわりができるようになると、赤ちゃんの体の洗い方にもバリエーションができます。それぞれの洗い方でちょっとしたコツがあるので、参考にしてくださいね。
①太ももの上に抱っこして
大人が椅子に座り、赤ちゃんは太ももの上に座らせて体を洗います。このとき、赤ちゃんの足を広げて大人の体を挟むように向い合って座らせると、赤ちゃんが安心して、すんなりと体を洗わせてくれます。
②バスチェアに座らせて
バスチェアは、赤ちゃんの体を固定するのに非常に便利なグッズです。動きまわると洗いづらい首回りや脇の下、足先なども、バスチェアを使うことで洗いやすくなりますよ。
③バスマットの上に座らせて
「抱っこやバスチェアだと、赤ちゃんを滑って落としてしまいそう……」という不安のある人は、バスマットの上に座らせるのも良いでしょう。背中や首の後ろは、赤ちゃんが下を向いているときが洗いやすいですよ。おしりを洗うときは、ゴロンと寝かせてもOKです。
お風呂用のおもちゃを有効活用!
前述したように、この頃になると赤ちゃんはなかなかじっとしてくれません。動き回られると体を洗いづらいだけでなく、一緒にお風呂に入っている大人が体を洗っているときに滑って転んだり……といった心配もあります。そんなときにお風呂用のおもちゃの出番です。
お風呂用のおもちゃがあれば、赤ちゃんがそれに夢中になっている間にサッと体を洗うことができます。おもちゃ単体を用意しても良いですし、あらかじめおもちゃが付いているバスチェアを使うのも良いでしょう。また、上を向かせたいときのために、天井にシールを貼って注目させるという手もあります。
つかまり立ちができるようになったら
おすわりだけでなく、つかまり立ちができるようになったら、浴槽の縁に手をついて立たせて洗うとラクチンです。ただし、おすわりしかできなかった頃よりもさらにじっとしてくれないので、目を離さないように注意が必要です。