病児保育

働くママにとって、一番困るのが子どもの急病。一般の保育園・幼稚園では病児を受け入れられないため、お休みさせなければいけません。

近所に両親がいて面倒を見てもらえるなら安心ですが、地元を離れて暮らしているママやパパの場合、そうはいきません。当日の朝になって会社へ欠勤連絡をするのは気が重く、それが続くとなると肩身の狭い思いをすることでしょう。しかも、どうしても外せない重要な会議や出張があれば、なおさらのこと。

このような場合に乗り切る方法や、ママにだけ負担がかからないようにする工夫をご紹介します。

なぜママだけ休まなければいけないの?

働くママの多くが、パパに比べると残業できずに濃縮勤務をしたり、子どもが病気の日には休む傾向にあります。ママ自らが望んでそうしていても、不満が澱のように溜まっていくことも。こうした仕事における負担について、一度きちんとパパと話し合っておきましょう。

例えば保育園から発熱の連絡があって、迎えに行くためにママが早退したら、翌日はパパが欠勤して看病したり、午前中はパパが子どもを病院へ連れて行くために半休を取り、午後はママが半休を取って自宅で看病するなど、工夫できるかもしれません。

しかし、ここで平行線を辿りがちなのが、どちらの仕事の重要度・優先度が高いかということ。ママもパパも休めないと感じた日に子どもが病気になると、衝突することも。こういう時には、外部の手を借りる勇気が必要かもしれません。

病児・病後児保育園

病気や病気の回復期にある子どもを受け入れる保育園で、数時間~1日単位で利用できます。一般的には3つの形態があり、小児科などの医療機関に併設されているタイプ、一般の保育園に併設されているタイプ、病児・病後児専用のタイプです。

事前に登録する必要のある施設が多いため、病気でない時にあらかじめ済ませておくといざという時スムーズに利用できます。受け入れ可能な病気の種類などは施設によって異なり、はしかや風疹などの感染症はNGのところも。病児保育園の数自体多くはないので、自宅から近い所から順番にチェックしておくのも一案です。

病児シッター

病児でもお世話しに自宅へ来てくれるベビー・キッズシッター。具合の悪い子どもを移動させる必要がなく、自宅で落ち着いて過ごせるのがメリットです。こちらも事前に登録が必要な場合が多く、利用は1日2~3時間からが一般的。

ただし、料金は高額です。お給料をオーバーするケースもあり、利用なんてハナから考えていない方も多いでしょう。しかし、スキルを求められるシッターの研修や、急な短時間での手配などを考えると、どのシッター会社も良心的な価格設定をしていることがほとんど。どうしようもない時の最後の手段として、情報収集しておく価値はあります。

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