保育園に入園したばかりの時、母親の中には毎朝毎朝子どもに泣かれるのがつらくてしょうがない、仕事をやめてしまおうかと思う人もいるはずです。確かに、まだ小さいわが子がに自分と離れるのがつらいと泣かれてしまえば、仕事を投げ出して一緒にいてしまいたい気分にもなるはずです。
ですが、これは保育園に入園する時に限ったことではありません。いづれ子どもは、保育園に入園しなければ幼稚園へ入園することになります。幼稚園へ入園する頃には子どもも大きくなっていますが、母親と離れるのが嫌で泣く子どもはいるのです。
子どもが泣くのがつらいと嘆くのではなく、ここは子どもと自分の試練の場、成長する場でもあるんだと気持ちを切り替えてがんばっていくようにしましょう。
毎日声かけをしてみる
今日もママと○○くん、がんばろうね!と言っても、どうせ子どもはわからないし…と考えてはいませんか?小さいうちは言葉自体はもちろん、その言葉の意味もわからないかもしれません。ですが、毎日声かけをすることは、決して無駄なことではないのです。小さい頃の子どもの吸収力というのはすごいもので、気がつけばしっかりと理解していることもあるのです。
理解するにようになってくるとママの毎日の声かけで、保育園での不安も解消され元気に登園できるようになるでしょう。
家ではスキンシップを大事に
保育園で一日頑張った後には、家でしっかりとスキンシップをとってあげてください。目いっぱい抱っこをする、まだ授乳をしているのであれば思う存分母乳を飲ませてあげる。それだけで、子どもはとても安心するのです。また、母親自身も子どもが大切な存在であることを、改めて実感できます。
不安な気持ちは見せない
子どもが泣くと母親は不安になり、さらに子どもも不安になるという悪循環に陥る場合があります。これですと、いつまでも親子で泣き続かなければなりません。子どもを保育園に預ける際には毎日不安になるのはあたりまえです。ですが、その気持ちは子どもには見せないようにしましょう。
母親が笑顔で元気に子どもを送り出すこと。それを見た子どもは、次第に安心して保育園に通えるようになります。